男性型脱毛症(AGA)で薄毛化が起こる仕組み!

一言で「ハゲ」、「薄毛」と言っても、その原因はさまざまです。

 

また、脱毛したり、少し薄くなったりしても、そのまま時間が経てば治るものもあれば、放置しておくとどんどんと薄毛化が進行していくものもあります。

 

しかし、多くの男性(男性に比べると少ないですが、もちろん、女性も)が悩むのは、男性型脱毛症(AGA)が原因によって起こる薄毛化です。

 

男性型脱毛症によって薄毛が起こるメカニズム

髪の毛は成長し、抜け、また生えてくる(ヘアサイクル)

 

人間や他の哺乳類の体毛は、成長し、抜けてはまた新しく生えてくるサイクルを繰り返します。

 

人間の髪の毛も例外ではありません。

 

毛髪は、生え始めてから、4年から7年かけて成長した後、成長が止まって抜け落ちます。そしてまた、しばらく時間をおいてから新しい髪の毛が生え、再び伸びていきます。

 

この流れをヘアサイクルと言います。

 

男性型脱毛症(AGA)になると、髪の毛の成長期が短くなる!

 

ところが、男性型脱毛症になると、毛髪の成長期が次第に短くなってきます。

 

本来なら4年から7年かけて、太くて長い、コシのある髪の毛に育つところが、成長期が2年や3年と短くなると、細くて短い毛で抜け落ちてしまいます。

 

これが数本程度であれば全く目立ちませんが、男性型脱毛症では前頭部や頭頂部の広い範囲でこの症状が進行していくため、いわゆる「ハゲ」と呼ばれる状態になってしまいます。

 

男性型脱毛症(AGA)の原因!

 

AGAが起こる原因はずばり男性ホルモンです。

 

ですが、男性ホルモンには何種類かあり、必ずしもすべての男性ホルモンが原因となるわけではありません。

 

最も有名な男性ホルモンと言えばテストステロン。筋肉や骨、男性的な心理状態を生み出すのに不可欠なホルモンです。

 

このテストステロン男性では95%が睾丸で作られは、血流にのって全身をめぐります。

 

毛細血管によって毛根にも運ばれ、髪の毛の成長にも関わっています。

 

ところが、毛根の細胞の中にいる5αリダクターゼという酵素の働きが強くなると、テストステロンはジヒドロテストステロン、略してDHTというホルモンに変換されてしまいます。

 

そして、このDHTが男性型脱毛症を引き起こすのです。

 

男性型脱毛症になりやすいかどうかは、主に二つの要因で決まる

 

科学的な細かい話を省略し、ごく大雑把にまとめると、男性型脱毛症になりやすいかどうかは、以下の二つの要因で決まります。

 

@5αリダクターゼの活性
A男性ホルモン受容体の感受性

 

5αリダクターゼはテストステロンを、男性型脱毛症の原因となるDHTに変換する働きを持っています。

 

この5αリダクターゼの活性=働きが強いと、より多くのDHTが作られ、薄毛化が起きやすくなります。

 

そして次に、DHTは単独で働くわけではなく、男性ホルモン受容体というタンパク質と結合してはじめて薄毛化の原因となります。

 

男性ホルモン受容体は必ずDHTを結びつくわけではなく、その感受性=結びつきやすさは体質によって異なります。

 

もちろん、男性ホルモン受容体の感受性が高いほど、AGAになる可能性は高くなります。